LumenRadioはエンターテイメント向けワイヤレスDMX製品です。
舞台やイベント、TV撮影、映画撮影などの現場で、照明制御プロトコルDMXをワイヤレスで伝送可能です。数多くの照明器具メーカーの製品に搭載されるTimoまたはTimoTwo受信モジュールとの完全互換、旧製品のCRMX Nova製品とも互換します。またワイヤレスソリューション社のG3, G4s等のプロトコルと互換があり、市場に存在する多数のワイヤレスDMX製品との組み合わせ利用が可能です。
CRMX製品はすでに10年以上の国内現場での実績があり、2.4GHzを使うものの、その安定性、他の電波の干渉を受けず、また逆に他の電波の干渉を受けないというCognitive Coexistence 特許技術によりDMXという同期性、高いレスポンス性能が求められる分野で、高い評価を得ています。
多くのエンターテイメント・撮影向け照明器具にはLumenRadio 社のOEMモジュールが標準またはオプションで搭載されており、これら照明器具はCRMXの送信機からの電波を受信して利用することが可能です。
この伝統のCRMX技術をさらにアップデートし、新しい筐体デザインで誕生した製品が、スターダスト、オーロラ&ルナの3製品になります。
照音ではライティングプロフェッショナル、法人様向け向け設備の各種製品を取り扱っております。
TIME SAVE
設営設置に係る時間とコストを大幅に抑え仕事効率化につながります
EASY
操作設定は非常に簡単です
FLEXIBLE
設置自由度が上がり現場での柔軟性が向上します
LumenRadio Product
Stardust
スターダストはエンターテイメント産業でワイヤレスDMX技術をリードするCRMXテクノロジーを次のレベルに引き上げ、最も高い要求が求められる状況において、かつてないワイヤレスDMX制御能力と柔軟性によりDMXワイヤレスの常識を刷新します。
CRMXの基本技術であるCognitive Coexistence 技術を拡張するFleet alliance により、複数のスターダストで周波数帯域の調整などを不要とし、1台で8ユニバースを伝送するスターダストを同時に使用して、それぞれが互いに干渉することなく、8ユニバースを超えてより多くのユニバースの伝送が実現します。
入力は1Gbのイーサネットポートから、イーサネットプロトコルにより、sACN, Artnet1~4 を受信し、任意のユニバースをワイヤレスで伝送できます。装置の設定手段については、webブラウザーを使い、Webポータルから設定できるほか、フロントパネルにある液晶ディスプレイとジョグダイヤルを用いて簡単に行うことができます。
特徴
・8ユニバースのDMX送信機
・DMX/RDM, sACN 及びArt-Net 1-4対応
・フロントパネル、Webポータル、又はアプリによる設定
・旧CRMX 製品及び W-DMX G3/G4sとの互換性
8ユニバース
これまでマルチユニバースを本当に安心してワイヤレスで送信する手段がありませんでした。WiFiやそのほかBluetoothなどの異なる仕組みでは、1秒回に30〜40回のリフレッシュレートをもつリアルタイム変化と受信機で完全な同期が求められるとともに、長距離へのワイヤレス伝送は困難であり、またマルチユニバースをワイヤレスで伝送するというのは、非常に不安要素がありました。
スターダストの登場は、こうしたこれまでの常識を覆し、たとえマルチユニバースの伝送においても、CRMX技術をバックボーンにもつスターダストにより、安心安全にマルチユニバースをワイヤレスで伝送することが可能となり、真の意味で煩雑なケーブル接続から解放されます。
Linking Key
これまでCRMXボックスのリンク接続には、送信機からLinkボタンを押すなどのリンクを行う手順が必要でした。LinkingKeyはユーザーが定義する8桁のキーコードを設定することで、これを使い受信機を任意の送信機との接続に加えることができます。
これはクローン送信機が容易に作成可能なことを意味し、これまでなら、送信機を交換する必要が出た場合、一度すべての受信機のリンクを切り、再度送信機から受信機のリンク送信を行う必要があったものが、同じLinkingKeyを設定した送信機に対して受信機は自動的に接続が可能となります。
互換性
スターダストはまったく新しいCRMX技術に基づいており(CRMX2)、旧製品との接続にはクラシックモードを用います。スターダストと同じジェネレーションとなるAurora,Lunaはスターダストの電波をネイティブに受信しますが、 TimoTwoモジュールを搭載した製品、例えばMoonLiteなどは最新のファームウェアへの更新が必要となります。
※ CRMX-NovaFX またはRXは新しいシステムでの接続が不可能なため、スターダストをクラシックモードにして接続
スターダストの登場は、これまでCRMXと双璧をなすワイヤレス製品、W-DMXとの融合を実現します。スターダストは、W-DMXのG3とG4のプロトコルを送信可能で、これによりW-DMX製品をもつユーザーも、このスターダストを組み合わせて使用することを可能とします。
1. CRMX2 – 8 ユニバースの送信可能
2. CRMX Classic – 旧製品 CRMXとの互換モード 4ユニバース
3. W-DMX G3 – transmit 4 universes of W-DMX G3 protocol.
4. W-DMX G4S – transmit 4 universes of W-DMX G4S protocol.
スペック
サポートプロトコル
- DMX / RDM
- sACN / Art-Net 1-4
- CRMX・CRMX2
- W-DMX G3 / G4s
- Ethernet
- WiFi 802.11b/g/n/ac
RF特性
- 周波数レンジ: 2402-2480 MHz
- 無線モジュール: 4 x TimoTwo
- 5ms レイテンシー
- 128-bit encryption
- Forward Error Correction
電源
- PoEによる給電
- DC 10-20 V
- 内部バックアップ電源(約15分稼働可)
- AC 100-240 V 50/60Hz(パワコンTHRU1)
ハードウェア
- アルミエンクロージャー
- フロントカラースクリーンとダイアル
- 吊り金具用ネジ孔 (M10x1,3/8×1)
- イーサコンポート
- 4本のRP-TNCアンテナ
- 220 x 200 x 44 mm
オプション
Stardust用ラックマウントキット
Stardust用ヨークキット
共通ウォールマウントキット
Vマウントバッテリーアダプタキット
Aurora
オーロラは多様な接続性を備えた次世代のCRMXトランシーバーです。
1ユニバースのDMX/RDMを送信または受信することができ、単体の送受信機としての使用は勿論、上位機種のスターダストと組み合わせて使用することで、スターダストから送信される8ユニバースの中から自由に受信するユニバースを選択することができ、そのユニバース間の切り替えも容易に行うことが可能です。
使用するユニバースの選択やLinking key(ユーザーが定義する8桁のキーコード)を使って送信機側の操作なしに簡単に任意の送信機とのリンクを確立することができます。
設定操作はフロントパネルにある液晶パネルが利用可能なほか、CRMXの無料アプリを使い、Bluetoothで接続される携帯端末などから設定が可能です。
特徴
・1ユニバースのDMX送信/受信機
・DMX/RDM対応
・Bluetooth対応
・フロントパネル、又はアプリによる設定
・旧CRMX 製品及び W-DMX G3/G4sとの互換性
スペック
サポートプロトコル
- DMX / RDM
- sACN / Art-Net 1-3
- CRMX
- W-DMX G3 / G4s
- WiFi 802.11b/g/n/ac
- Bluetooth5.0
RF特性
- 周波数レンジ: 2402-2480 MHz
- 無線モジュール: TimoTwo
- 5ms レイテンシー
- 128-bit encryption
- Forward Error Correction
電源
- DC 10-20 V
- AC 100-240 V 50/60Hz(パワコンTHRU1)
ハードウェア
- アルミエンクロージャー
- フロントカラースクリーンとダイアル
- 吊り金具用ネジ孔 (M10x1,3/8×1)
- 140 x 200 x 44 mm
オプション
Aurora/Luna用ラックマウントキット
共通ウォールマウントキット
Vマウントバッテリーアダプタキット
Luna
ルナは、DMXの1ユニバースを送信または受信可能なフレキシブルなシンプルボックスです。
入出力はDMX信号のみで、イーサネットの接続はありません。
LumenRadioの他のすべてのデバイスと同じ信頼性の高いCRMXを備え、コンパクトで頑丈な筐体にDMXの入出力ポートと、Bluetooth接続機能も備えています。
CRMX Toolbox Appを使用することで、Bluetoothインターフェイスを介してデバイスのすべての設定を構成できます。
改良された無線設計と外部アンテナにより、LunaはAuroraやStardustと同じ通信範囲を持ち、フロントパネルにあるLEDインジケーターから、ボタン1つですばやく操作できます。
Lunaのフロントパネルは旧来のオーソドックスなLED表示となっており、旧CRMX製品をお使いのユーザーにとっては見慣れたパネルになります。
シンプルなLink/unlinkのお馴染みのボタン、受信機で使用した場合の受信レベルを表すインジケーターなど、旧CRMXと同様表示の非常にシンプルな装置です。
旧CRMX製品との大きな違いは、イーサネットポートがないため、イーサネット経由でのsACN、Artnetの受信機能はなく、入出力はDMXに限られます。上位機種のスターダストや、オーロラから送られるCRMXプロトコルやW-DMX G3/G4を受け取り、DMXで出力または、DMXで入力された1ユニバースのデータをワイヤレスで送信するという非常にシンプルな機能にフォーカスした製品です。故にRDMの通信に関しても、受信モード時のみ有効で、送信機として設定した場合、RDMの受信はできません。受信機としてRDMデータを送信機へ送ることだけ可能です。
特徴
・1ユニバースのDMX送信/受信機
・DMX/RDM対応(RDMはRXモード時のみ)
・Bluetooth対応
・アプリ、又はフロントパネルによる設定
・旧CRMX 製品及び W-DMX G3/G4sとの互換性
スペック
サポートプロトコル
- DMX / RDM
- CRMX
- W-DMX G3 / G4s
- Bluetooth5.0
RF特性
- 周波数レンジ: 2402-2480 MHz
- 無線モジュール: TimoTwo
- 5ms レイテンシー
- 128-bit encryption
- Forward Error Correction
電源
- DC 10-20 V
- AC 100-240 V 50/60Hz(パワコンTHRU1)
ハードウェア
- アルミエンクロージャー
- フロントカラースクリーンとダイアル
- 吊り金具用ネジ孔 (M10x1,3/8×1)
- 140 x 190 x 44 mm
Aurora/Luna用ラックマウントキット
共通ウォールマウントキット
Vマウントバッテリーアダプタキット